こだわりの石
お墓の兵庫が扱う墓石材は、私どもがお客様の立場になり吟味したこだわりの石種ばかりです。
お客様の立場になるとは具体的に?
① 産地と正式名称を表示。
弊社では石材の名称に、「白御影623石」など正式名称を表示しています。
一般の方にはわかりづらいかもしれませんが、例えば「白御影幸福石」などのオリジナル名称を付けることをしておりません。
業界ではオリジナル名称をつけることで、他社との見積比較ができないようにする手法も用いられますが、弊社は「まやかし無しの正直な表示」を行っております。
② 数年で極端に変色する石は扱いません。
品番を特定しますと、「G614石」を使用販売いたしません。関連会社を含めて614石を販売した実績はありませんし、今後もそうして参ります。
実際に霊園を見渡してみますと使用している業者さんは多くあります。
しかしながら、建立から3年程度で石碑全体にサビがまわり、見るに見かねる変色をおこしております。お客様は知らないんだから、説明し吟味するのもこちらの努めであると考えております。墓石に適さない石「G614を絶対に販売しません。」
③ 国産材も豊富です。
ご予算が許すなら国産材をオススメいたします。輸入材よりも高価ですが、弊社ラインナップでは国産材も驚きの価格でご提供いたしております。
兵庫県神戸市の六甲山のふもと「御影で採掘された花崗岩」が語源となり、花崗岩を「御影石」と呼ぶことが定着したと言われております。
日本には独特の四季があります。夏と冬の寒暖差は30度以上、乾湿の差も非常に大きい春夏秋冬がくり返されます。気の遠くなるような年月をかけて御影石へと形成された国産材は、この四季を経験しながら今に至っております。
輸入材にはその経験がありません。極端に言えば天日干しの雨ざらし、風雪にもさらされ長い年月使用する墓石は、できれば国産材が良いという根拠はここにあります。
④ 文字は熟練の職人が彫刻します。
安価販売業者の文字彫刻作業は海外等の安い彫刻工場へ移りつつ有ります。
外注費が下がれば利益率が上がる、もしくは安く販売できるというメリットがあります。
弊社も検討した経緯があります。
しかし、安い工場で彫刻を行なえば、外国人が腕などに入れている刺青みたいに、たしかに漢字を書いているけども何か違和感を覚える・・・。
みたいな彫刻をされてしまうかもしれません。
熟練の職人が彫刻するか、昨日今日に彫刻を始めた職人か、この差は大きいです。
文字彫刻はお墓の顔、人の顔で言えば目であり鼻であり口です。
ここはこだわって真面目に文字彫刻に向き合ってきた熟練の職人による彫刻でお客様にお渡ししたいと思います。
⑤ 自動車10年、家50年、お墓は100年200年。
例えばピッカピカの新車、お手入れや整備を怠らず屋根付きガレージに保管し、毎週洗車しても10年乗る人は少ないでしょう。
例えば新築の一戸建て、10年ごとに屋根を手入れし、外壁を塗り替えてもどれほどの年数維持できるのでしょう。
お墓はもっと長いですよ。タイヤ交換もありません、色を塗り替えることもできません。私どもはお墓づくりを通じて、お施主様ご本人にはもちろん喜んでいただきたいです。
しかし、本当に喜んでいただきたいのは、お施主様のお子様であり、お孫さんであると考えております。「父母が、祖父母が、おたくを選んでよかった。」
そんな最高の褒め言葉を頂戴したい。
そう思い、こだわりの石を提供したいと考えております。
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